02 トムソン・ロイター - RA協議会第2回年次大会
RA協議会第2回年次大会
02 トムソン・ロイター
~研究者のペルソナに合わせたアプローチ」
順天堂大学とトムソン・ロイターが実施した国際共同研究支援のための研究者アンケートから得られた知見をご紹介し、URAが効果的・効率的に研究者を支援するあり方について議論します。
学際連携や国際連携は国立大学の第3期中期計画においても、多くの大学が取り組む内容となっています。日本の主な大学の国際共著率は20~30%であり、近年増加傾向にありますが、世界の研究トレンドを踏まえると、今後さらに連携を加速することが求められます。多くの大学では、URAは国際連携推進のための重要な役割を担っており、国際広報などの取り組みに加えて、研究者が国際共同研究を円滑に実施していくための支援も大きな業務として挙げられます。
トムソン・ロイターからは研究者が抱える課題や求めている支援についてのアンケートやヒアリングの分析結果、および分析から示唆された連携推進のための研究者支援の方策についてご報告いたします。
また、順天堂大学の高野様からは分析結果を踏まえて実施・検討している連携推進に向けた大学の取り組みについてご紹介いただきます。
セッションの後半は、東京農工大学、新潟大学、横浜国立大学のURAをパネリストに迎え、国際共同研究に限らず、外部資金の獲得なども含めた効果的・効率的な研究者支援について、その課題や学内での取り組みをご紹介いただきながら、会場の皆さまも交えて議論します。
【セッションオーガナイザー・司会者・講演者】
【講演者】
国立の研究所と大学にて10年ほどの生命系研究活動を経たのち、渡米。
帰国後、大学や製薬企業などの新研究所の設備や建築設計を担う民間企業にて研究支援の修行を積み、順天堂大学では、この経験とスキルを充分に活かすことができる業務に携わり、現在5年目をむかえ、研究者の方々から頼りにして頂けるようになりました。これからも学内の研究者が少しでも研究活動に専念できるよう、研究推進センター32名の仲間とともに活動していきます。
東京農工大学大学院連合農学研究科博士課程修了、博士(農学)。
学位取得後、平成21年日本郵便株式会社に入社し、コンプライアンス、人事、業務部門を経験。
業務システムの改修を担当した際に、組織経営におけるシステムの重要性に気付かされる。平成27年10月から現職。研究資金申請支援等のプレアワード業務を担当している。
大学院在籍中よりサイエンスコミュニケーションやURAに強い関心を持つ。2012年4月より筑波大学大学院人文社会科学研究科国際公共政策専攻特任研究員。2014年4月より現職。
専門は国際関係論、科学技術政策論。URAとしては科学技術政策動向調査、競争的資金獲得支援、サイエンスカフェ支援、研究IR活動のほか、競争的資金に関するデータベースシステムの構築も担当。
趣味は研究機関の施設見学。
学術文献(Web of Science)、知的財産(Thomson Innovation)等のデータベースを活用したカスタムリサーチ、コンサルティングサービスを担当。
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