16 本間 喜子:信州大学

「地域の特性と大学の特性を相互に活かす地域貢献と産学連携の推進」
9月2日 9:00~10:30 中会場(研修室601)

 地域の特性と大学の特性を相互に活かした産学連携の推進は,人材・知・資金の好循環を生み,大学の研究力強化および地域貢献の両立に繋がる。本セッションでは,大学の特性と地域の特性を相互に活かし,人材・知・資金の好循環システムの構築を生み出す様々な取り組みを紹介する。さらに,その取り組みをいかにフィードバックし,卓越した知を生み出す大学の研究力と教育力を強化につなげるか,また,そのためにRAは何をすべきか事例を踏まえて議論する。

 産学連携を行う際に核となるシーズやニーズは地域,大学によって特徴があることから,本セッションでは,地域の産業技術のさらなる高度化と新たな産業構造の創出を要とした連携や大学の強力なシーズを核として産業化を目指し,成長産業へと結びつけるための連携事例等を紹介する。加えて,大学における産学連携の実情および課題等を文部科学省の立場から概観するとともに,課題解決と今後の展望に向けて,RA及び研究マネジメント人材のかかわり方について提言する。





【セッションオーガナイザー・司会者】
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 本間 喜子(信州大学 学術研究・産学官連携本部
 リサーチ・アドミニストレーター)




【モデレーター】
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 杉原 伸宏(信州大学 学長補佐、
 アクア・イノベーション拠点 (COI) シーズ・ニーズ探索統括、
 学術研究・産学官連携推進機構 学術研究支援本部長、教授)

平成11年3月信州大学大学院工学系研究科博士課程 修了 博士(工学)
信州大学大学院医学研究科・助手、同医学部知的財産活用センター・助手、同産学官連携推進本部・講師、同経営企画室(兼)・学長補佐、同産学官連携推進本部URA室長・准教授、同産学官・社会連携推進機構 URAセンター長・教授を経て、
平成25年4月〜現在 同学長補佐
平成25年11月〜現在 同アクア・イノベーション拠点(COI) シーズ・ニーズ探索統括
平成28年4月~現在 同学術研究・産学官連携推進機構 学術研究支援本部長、教授



【講演者】
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 高橋 辰宏(山形大学 教授、理事・工学部長特別補佐、
 有機材料システム研究推進本部 管理運営・国際連携担当)

1964年東京生まれ。工学士・工学修士(早稲田大学)博士(工学)(山形大学)アメリカ・ドイツの企業・大学で高分子の研究開発を経て2002年~山形大学2008年~教授2009~2013年副工学部長(研究)2013年~工学部長・特別補佐(渉外・研究)2014年~理事・特別補佐(管理運営・国際連携)2009年より「山形モデル」構築に挑戦し新融合分野「有機材料システム」の教育・研究一体的な世界的拠点化を推進。



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 松尾 晃成(九州大学 学術研究・産学官連携本部 総括企画調整グループ)

大学卒業後、ソフトウェアベンチャー企業勤務。2005年にNEDOフェローとして九州大学知的財産本部でデザイン領域の産学官連携業務に従事。
2008年以降、九州大学の産学官連携組織において、地元産業界・自治体・金融機関等との連携事業、技術相談(プレアワード業務)・組織対応型連携事業(プレ・ポストアワード業務)等の業務に従事。現在に至る。



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 岡崎 壮悟(文部科学省 科学技術・学術政策局 産業連携・地域支援課
 大学技術移転推進室 専門職)

平成16年3月 法政大学文学部哲学科卒業
平成16年8月 信州大学総務部総務課採用
平成20年8月 (独)日本学術振興会研究事業部研究助成第一課出向
平成22年8月 信州大学研究推進部研究支援課復帰
平成26年4月 文部科学省科学技術・学術政策局産業連携・地域支援課
        大学技術移転推進室出向