25 スキルプログラム専門委員会 - RA協議会第2回年次大会
RA協議会第2回年次大会
25 スキルプログラム専門委員会
RA協議会スキルプログラム専門委員会が実施する初級(着任直後から3年程度)リサーチ・アドミニストレーターを対象とした教育セッションです。研究プロジェクトに関する外部資金を獲得した後の業務(ポストアワード業務)の基礎知識について座学(いわゆるセミナー形式)で解説します。契約を含めたファンディング機関とのやり取りや進捗管理、報告の実務、連携機関との調整等の具体的なマネジメント手法を取り上げます。
外部資金に関する諸事務、手続き、行事は非常に多く煩雑なため、支援者にとって「負のイメージ」が付きまといます。しかし、ファンディング機関もプロジェクトの成功と成果創出を目指しており、これら手続きはそのために不可欠なものです。
本セッションでは、日常のポストアワード業務では学びにくい「ファンディング機関からみたポストアワード活動の内容とその意義」について可能な限り触れることで、外部資金プロジェクトにおいて共通して行われる手続き等の背景の理解を深めます。これを通じて、「プロジェクトの成功」というファンディング機関も含めた関係者全員の共通目標を軸として、ポストアワード業務を整理し、その必然性の理解に重点をおくことで、外部資金をプロジェクトに最大限活用する基礎を身につける機会にしたいと考えています。
直前に外部資金の獲得を目指した業務(プレアワード業務)の教育セッションが予定されています。関連はありますが、独立した内容ですので、単独での受講が可能です。事前申し込みは不要です。
【セッションオーガナイザー・司会者】
伊藤 伸(東京農工大学 大学院工学府産業技術専攻 教授)
RA協議会スキルプログラム専門委員会委員長。文部科学省「リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備事業」の一環として平成26年度に「中・上級者向け研究マネジメント人材養成プログラムの開発」に取り組んだ。【講演者】
二階堂 知己(国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)
イノベーション拠点推進部 地域イノベーショングループ
マッチングプランナー(広域関東圏)、産学連携フェロー)
企業の研究開発職を経てJSTに移り、技術移転、地域科学技術振興部門を経験。この間、JSTイノベーションサテライト静岡事務局長として、地域の産学官連携支援を担当。この3月まで筑波大学にURAとして出向し、URAの整備・定着に取り組む。
現在、マッチングプランナーとして、全国の研究シーズを、技術課題を抱える企業にマッチングし、産学連携による課題解決支援業務に従事。
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