機関名 | 高エネルギー加速器研究機構 |
組織(部署)名、設立年 |
研究支援戦略推進部(2013年) インターナショナル・オフィス(2018年) オープンイノベーション推進部(2019年) IR推進室(2020年) |
URL | https://www2.kek.jp/URA/index.html |
組織図
URA活動風景
研究シーズ勉強会での様子(応用超伝導加速器センター教員からcERLの説明を聴くURA)
*応用超伝導加速器センター: https://www2.kek.jp/casa/ja/
*cERL:Compact Energy Recovery Linac(エネルギー回収型線形加速器)
主な業務
KEKのURAは、研究力強化の3つの柱「研究環境・支援体制の構築」「国際連携推進」「イノベーション推進」を目標に、アイデアの創出から未来を実現するパートナーとして研究者と共に世界トップレベルの研究拠点を目指した活動を行なっています。
(1)研究環境・支援体制の構築
・寄附金事業である「未来基金事業」の運営、ダイバーシティ推進などの取り組みを実施しています。
・IRデータの収集・分析により機構における研究活動の戦略的実施に貢献します。また、当該活動を通じて、個々の研究分野の研究力向上に資するとともに、時代の要請に応じた新たな研究の創成に寄与します。
(2)国際連携推進
・大規模化・国際化する加速器科学プロジェクトを推進するため、海外の研究機関との連携を戦略的に行うことで機構のグローバル展開力を強化します。
・国際的な最先端の研究環境を活かした、国際的通用性に優れた研究人材の育成事業を推進し、ボーダーレスの研究支援体制を整備・提供します。
(3)イノベーション推進
・「多企業参画ラボ」において、企業とのコンソーシアムを形成・支援して、産学一体となって機構が持つ世界最先端の研究インフラと研究手法によりイノベーションを推進しています。
・つくば地域の研究機関を中心としたオープンイノベーション拠点TIA(産業技術総合研究所、物質・材料研究機構、筑波大学、高エネルギー加速器研究機構、東京大学、東北大学)を中心に、様々な分野の研究者と連携し社会実装を目指しています。
・機構の研究活動の適切な実施のための法務サービス、研究を通じて生み出された成果の権利化とその実施を推進しています。
(4)大学連携
・全国の大学・高専と連携し、加速器科学の普及・活性化および人材育成を図る為の種々の 事業を実施しています。
その他,特色等,アピールしたいこと
「多企業参画ラボの取組」
企業会員からなる共創コンソーシアムを中核に配し、会員間の様々な連携を推進することにより、継続的な技術イノベ-ションを創出することを目的として、(1) 加速器科学技術の産業応⽤に関する調査の実施 (2) 産学間のニーズ、シーズの発掘と組合せ (3) 技術情報を共有するための情報交換会、セミナー等の開催等の諸活動を行っています。さらに機構のシーズをテーマとした産学連携イノベーションコンソーシアムを形成させ、個別テーマを軸とした活動を展開中です。
(産学連携イノベーションコンソーシアム)
・応⽤超伝導加速器コンソーシアム
(https://www.kek.jp/srfconsor/)
・SOI量⼦イメージセンサ・コンソーシアム
(https://rd.kek.jp/project/soi/conso/)
・CryoEM(クライオ電顕)コンソーシアム
(https://pf-form.kek.jp/cryoem-consortium/
*会員数は総勢で企業20社(企業会員の参加料の設定あり)、大学等公的研究機関36団体
*別添画像あり