【信州大学】6/1開催 公開シンポジウム
「南信州におけるグリーン水素と水循環技術の展開」

 信州大学は、水の循環利用や水由来水素エネルギーの生成・利用など、水を中心とする地球環境再生に関わる諸分野を統合した「アクア・リジェネレーション(ARG)分野」の研究力強化に取り組んでいます。
 昨年12月には、国の地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の採択を受けて、より一層の研究の卓越性・イノベーション創出・地域貢献を目指してまいります。
 この事業において南信州地域では、研究拠点となる施設・設備の設置や、研究成果を社会で活用するための先駆的なモデルとなる「実証タウン」の構築が計画されています。
 本シンポジウムでは、信州大学が世界トップレベルの研究力を持つARG分野の取組を多くの方に知っていただくとともに、先端技術を地域づくり、産業づくりに生かすことでどのような未来社会を実現できるのか、信州大学の研究者と南信州地域の住民や企業の皆様が一緒に考える機会としたいと思います。

日 時:令和6年6月1日(土)13:30~16:30(開場13:00)
場 所: 産業振興と人材育成の拠点「エス・バード」(長野県飯田市座光寺3349-1)
参加費:無料
申 込:専用申込フォームからお申込み下さい。【申込期限:令和6年5月28日(火)】

プログラム:
開会挨拶
佐藤 健 南信州広域連合長/飯田市長
中村 宗一郎 信州大学長 
セッション1
「アースポジティブを目指す信州大学アクア・リジェネレーション機構の取り組み」
 手嶋 勝弥 信州大学アクア・リジェネレーション機構長
セッション2
「極超低圧高透水逆浸透膜~地域、世界における水ソリューションと新産業創出への展開~」
 遠藤 守信 信州大学特別栄誉教授
セッション3
「太陽光と水から創るグリーンな水素エネルギー製造の実証研究」
 堂免 一成 信州大学先鋭領域融合研究群 先鋭材料研究所 特別特任教授
セッション4
「化学品や燃料のカーボンニュートラル化に向けたグリーン水素の役割、使い方」
 瀬戸山 亨 三菱ケミカル株式会社 エグゼクティブフェロー
パネルディスカッション
「信州大学の技術で目指す『みらいの街づくり』について」
パネリスト
 旭松食品株式会社 木下 博隆 社長
 多摩川精機株式会社 松尾 忠則 社長
 株式会社矢崎製作所 矢崎 孝弘 社長
 長野県産業労働部 滝沢 裕之 次長
セッション登壇者
 コーディネーター:佐藤 健 南信州広域連合長/飯田市長

水・水素関連研究、技術等の展示:
展示1:アクア・リジェネレーション研究について
展示2:信大クリスタルができること
展示3:水をキレイにする不思議な"膜"
展示4:「人工光合成」ってなに!?
その他:水循環・水素エネルギー関連企業による最新技術・製品の展示紹介
(出展予定 三菱ケミカル株式会社、長野トヨタ自動車株式会社等)

詳細はこちらをご覧ください。


主催:南信州広域連合、飯田市、信州大学
後援:長野県、飯田商工会議所、飯田信用金庫、(公財)南信州・飯田産業センター