【第一三共株式会社】「はばたく次世代」応援寄付プログラム2024年度募集のご案内

第一三共株式会社は、社会・経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる「基礎研究」の発展を期待し、大学等の研究マネジメント組織を介して次世代を担う研究者を支援する「はばたく次世代」応援寄付プログラムを2023年度に立ち上げました。今年度は92日(月)から募集を開始します。

 本プログラムは、次世代を担う基礎研究者の研究力の育成・向上を応援し、サイエンスに関する研究を行う大学等の研究マネジメント組織(URAや産学連携部門等)に対して寄付を実施するものであり、企業の支援としては初の試みです。寄付金は、サイエンスに関する研究(人文社会科学系も含めてライフサイエンスに限らない)、また本プログラムの大学内の運用において必要な経費(研究者の選定等に係るURAや産学連携部門の経費等)に活用いただく予定です。なお、寄付拠出先の選考にあたっては、外部有識者でのみ構成される審査委員会において、独立した公正な立場から審査・決定します。

 当社は、最大の強みであるサイエンス&テクノロジー(以下、ST)を活かし、新しい治療ソリューションやモダリティを提供することで、パーパス『世界中の人々の健康で豊かな生活に貢献する』の実現に向けて取り組んでいます。また、当社は人的資本を最重要資本と位置づけ、STによるイノベーション生み出す源泉である人材の強化に取り組んでいます。世界を取り巻く様々な社会課題の解決には、ライフサイエンスに限らない多様な技術革新がもたらす新たなイノベーションが不可欠である一方、多様な基礎研究活動を支援する研究費が十分でないと言われています。日本に研究基軸を置く当社は、本プログラムを通じて、日本発のイノベーションを生み出す次世代を担う研究者たちを支援するとともに、今後も社会との対話を通じて当社に求められる期待・要請を把握し、持続可能な社会の発展に貢献していきたいと考えています。

【概要】

● 応募期間
2024年92日(月)~1011日(金)18:00(厳守)

●応募資格
研究推進支援のための外部資金活用の学部・組織横断的な検討・判断を行うことができる研究マネジメント組織(URAや産学連携部門等)の機能を有している大学等*
* 「大学等」:国公私立大学(短期大学や大学院大学を含む)に該当する機関
本プログラムへの応募は、大学については1大学当たり1件、大学共同利用機関法人については、法人を構成する研究機関毎の応募が可能です。
また、 2023年度の採択大学については、「2023年度の取組を基盤にその充実・補完的展開などの工夫を取り入れる場合」または「2023年度とは異なる取組の場合」のいずれかの場合、ご応募いただけます。

●寄付金額
1大学あたり上限2,000万円(寄付件数:15大学程度)

 ※ 応募方法の詳細は下記ホームページをご覧ください。
https://www.daiichisankyo.co.jp/about_us/habataku

※ Microsoft Teamsによるオンライン説明会を3回開催します。
[2024年9月2日(月)、9月9日(月)、9月17(火)、時間はいずれも13:00-13:45] 参加希望日を下記事務局までメールにてご連絡ください。

<お問い合わせ/説明会への参加申し込み>
第一三共株式会社 「はばたく次世代」応援寄付プログラム事務局
E-Mail:habataku@daiichisankyo.co.jp


<2023年度採択大学の申請例>

  • 国際的、かつ権威ある研究費助成に応募するも不採択となった提案から、将来有望とURAが判断したものを救い上げ、フィージビリティ調査の実施や海外渡航等の実現を支援。(京都大学)
  • 研究者同士の組織間の交流や自由な議論を促進するため、研究者同士での相互選考による研究費の配分制度を設立。(高エネルギー加速器研究機構)
  • 以前から構想していたが、自己資金での予算確保が難しかった多様な研究支援策に活用。具体的には、研究交流のためのミーティング・シンポジウムの開催、若手研究者が主幹となるプロジェクトへの研究費配分、URA等のスキルアップなど。(高知大学)