2023年11月29日(水)に、第2回研究大学エグゼクティブ・フォーラムを熊本市市民会館シアーズホーム夢ホール大会議室にて開催しました。
テーマは、「組織の研究力強化から機能強化へ」で、大学や研究機関の理事・副学長およびURA組織の代表者など、オンサイトで83名、オンラインで26名が参加しました。
フォーラムは、小谷元子会長の開会挨拶に続いて第1部では、「研究資源獲得に関するURA機能の貢献」として、金沢工業大学の髙橋真木子氏の進行で、政策研究大学院大学の隅藏 康一氏と東京大学の古澤 陽子氏より、SciREX事業「研究支援の基盤構築(研究機関・研究設備・人材等)のための調査・分析」で行われた文部科学省等の統計データに基づく研究推進支援人材が我が国の産学連携活動に与える影響に関する調査分析結果の報告が行われました。
第2部では、「研究力強化の立ち上げ(RA 1.0)から組織の機能強化(RA 2.0)へ」をテーマに、三重大学学長補佐の狩野幹人氏、高エネルギー加速器研究機構部長の久野範人氏、信州大学副理事の杉原伸宏氏、および熊本大学理事の大谷順氏より、それぞれの機関におけるURAの役割や自治体や他大学との連携による組織の機能強化への取組事例の紹介がありました。
その後のパネル討論では、森倉晋副会長の進行により、URA機能をアウトソーシングする場合の考え方やURA機能の高度化における課題などに関して、会場を交えて活発な意見交換が行われました。